2026年2月4日水曜日

エジプト旅行10日間、古代文明に触れる

 NotebookLM の力を借りて、このブログを書いてみました。

成田からドバイを経由し、約12時間のフライト(今回、エミレーツ航空を利用)。降り立ったカイロで私を待っていたのは、数千年前から変わらぬ(であろう)静寂と、開発が進む現代エジプトの圧倒的なエネルギーでした。写真の記憶を辿りながら、この壮大な旅を振り返ります。



カイロ:喧騒の街に溶け込む古代遺産

移動のバスから見るカイロの街を一言で表すなら「カオスと活気」です。

  • 街並みのコントラスト:大小さまざまな赤茶色の一見すると未完成な建物が幹線道路沿いに乱立しています。未完成である=税制上の優遇があるとのこと。そして、乗用車のすぐ脇で馬車や荷車が平然と走っています。この新旧が混ざり合う光景こそがエジプトの日常です。

  • ピラミッドの深部へ:ギザでは、クフ王のピラミッド内部に入場しました。巨大な石に囲まれた狭い通路を抜け、最深部でひっそりと置かれた石棺を目にした瞬間、時が止まったような感覚に陥りました。なんていう気持ちは一瞬のこと。風が通らないため、非常に蒸し暑い空間で、正直早く戻りたいという気持ちでした。

  • スフィンクスの足元と犬たち:今回、特別に(というかオプションを購入して)、通常は入れないスフィンクスの足元へ行くことができました。間近で見るその巨像は圧倒的ですが、ふと横を見ると、遺跡の影でのんびりと昼寝をする野良犬たちの姿があり、世界遺産と日常が共存する不思議な空気感を感じました。



ルクソール:光が描き出す神殿の美

国内線で南のルクソールへ。ここでは「光」が主役でした。

  • 新王国時代の神殿:カルナック神殿やルクソール神殿では、そびえ立つオベリスクの先端に太陽が重なる神々しい瞬間に遭遇しました。壁一面に刻まれたヒエログリフや浮き彫りは驚くほど鮮明で、古代の物語が今にも動き出しそうです。

  • 歴史の重み:ルクソールの博物館では、数千年前のものとは思えないほど保存状態の良い本物のミイラと対面しました。髪の毛の一本一本まで残るその姿に、古代エジプト人の死生観を感じることができます。ミイラとのご対面は人生初かな。






ナイル川クルーズ:優雅な船上生活とエスナの水門

5つ星クルーズ船「Royal Ruby II」での4連泊は、この旅の最も贅沢な時間でした。

  • 夕暮れのナイル川:デッキでティータイムを楽しみながら眺めるナイル川。クラシックな木造船「Sudan号」が並走し、夕闇に染まっていく景色は、まるで映画のワンシーンのようでした。映画、Death of the Nileのモデルとも言われている船に偶然に出会えてラッキーでした。

  • 深夜のエスナ・ロック(水門):深夜(現地時間で2時半ごろ)、船はエスナの水門を通過。深夜ということもあって、誰もいないデッキで静かに見学しました。狭い水路を巨大な船がミリ単位で通り抜ける様子は圧巻の迫力です。

  • 船上の国際交流:船内にはスペイン人観光客が多く、夜のガラベイヤパーティーでは、彼らがスペイン語を飛び交わせながらノリノリでダンスを踊る姿が印象的で、船全体が陽気なエネルギーに包まれました。ベリーダンスも大盛りあがりでした。







王家の谷:砂漠の断崖に眠るファラオたちの聖域

旅の4日目、まだ夜が明けきらぬ早朝に出発し、ナイル川の西岸にある王家の谷を訪れました。

  • 息を呑む色彩の墓参道: ここでは、新王国時代のファラオたちが眠る岩窟墓を巡りました(最大3箇所まで)。今回は、数ある墓の中でも特に保存状態が良いことで知られるセティ1世の王墓に入場しました。壁一面に施された繊細な浮き彫りと、今なお鮮やかに残る色彩は、数千年の時を飛び越えて当時の美意識を伝えてくれます。ラムセス3世の墓(KV11)は激混みで途中で断念。

  • 気温差: 早朝の王家の谷は非常に冷え込み、ダウンジャケットが必須です。日中の灼熱とは対照的な、静まり返った砂漠の冷気の中で遺跡と向き合う体験は、非常に神秘的なものでした。

ツタンカーメン:時を超えて輝く若き王の記憶

王家の谷のメインはツタンカーメン。この若き一人の王の「眠り」と「輝き」の両方を辿ることができました。

  • 王墓への特別入場: 王家の谷では、このツアーの特別出発日としてツタンカーメン王墓への入場が叶いました。通常の入場時間(朝6時)前の一時間はツアー
    客16名のみです。他の巨大な王墓に比べると小規模ですが、そこに納められた大量の秘宝はほぼそのまま残っており、壁画もとても鮮やかでした。NHK の特番通り、感動ものです。

  • 黄金のマスクとの対面: これは、旅の最終日、カイロにある最新の大エジプト博物館でのご対面です。そこには、王墓から出土した膨大な秘宝とともに、あの有名なツタンカーメンの黄金のマスクが展示されています。 オープンして間もない、まだ新しい博物館の中で、圧倒的な黄金の輝きを放つマスク。金一色の石棺など古代エジプトが誇った高度な文明と権力の象徴を改めて実感しました。










エジプトを味わう:グルメとスークの活気

  • 色彩豊かな食卓:エジプト料理は日本人の口にも合います。香ばしいアエーシ(パン)に、胡麻のペースト(タヒーナ)やナスのペースト(ババガヌーグ)を添えた前菜は絶品でした。魚料理はあっさりとした白身魚が中心。肉料理はうーん、全体的に硬かったかな。アルコール類は、ビールの「ステラ」か「サッカーラ」。ビュッフェに並ぶ、目がくらむほど種類豊富な甘い(超甘い)スイーツもエジプトならではの楽しみです。

  • スーク(市場)の熱気:夜のルクソールの街は、ネオンが輝き、バイクや馬車が行き交うカオスな世界。客引きの「ワンダラー!」「バザールでござーる」という声を聞きながらの値切り交渉も、良い思い出です。







アブシンベル:砂漠の水平線から昇る朝日

アスワンハイダムを経て、さらに南のアブシンベルへ。

  • 世界遺産の始まり:アスワンハイダム建設で水没の危機にあった神殿を高台に移築したことが世界遺産条約のきっかけになったことは有名です。しかし、想像以上の大きさでした。これを半世紀も前に移築したとは、すごいの一言です。ルクソールでみた神殿とはまた違い、当時のまま残っているところも多く、見応えがありました。

  • 音と光のショー:夜の闇に浮かび上がる大神殿の姿は幻想的で、ラムセス二世の偉大さを改めて実感。

  • 究極の朝日:翌朝、水平線から昇る朝日を浴びた神殿は、まさに黄金色に輝いていました。周囲に山がないため、水平線(といっても湖)に沈む星や、遮るもののない朝日を拝めるのは、この地ならではの贅沢です。






旅のヒントと振り返り

  • 気候と服装:基本は日本の春秋のような気候です。緯度は屋久島から台湾あたりという感じだったので、長袖をあまり持っていかなかったのですが、王家の谷の早朝はダウンジャケットが必要なほど冷え込むので注意が必要です。

  • エジプトの今:現地ガイドさんと、2時間ほどティータイムをとる機会があり、いろいろと教えてもらいました。若年層が多い人口ピラミッド、観光が国の生命線であること、若年層は多いものの失業率の高さと海外流出が進んでいること、民族対立、経済事情などなど


ファラオという絶対的な権力のもと繁栄を極めたエジプト。発展と衰退を何度も繰り返しながら、なぜ3000年近くもその文明が続いたのか。答えはそうは簡単に見つかるものではないですが、今回の旅行、このタイミングで来れて本当に良かった。


余談:あとで知ったのだが、エジプトでは、Google マップのストリートビューがほとんどない。
























エジプト旅行10日間、古代文明に触れる

  NotebookLM の力を借りて、このブログを書いてみました。 成田からドバイを経由し、約12時間のフライト(今回、エミレーツ航空を利用)。降り立ったカイロで私を待っていたのは、数千年前から変わらぬ(であろう)静寂と、開発が進む現代エジプトの圧倒的なエネルギーでした。写真の...