2014年5月19日月曜日

新緑の軽井沢

 軽井沢ハーフマラソンに参加。今年になって初めてのレースである。2月の赤羽は大雪で中止、先月は怪我につきDNS。リハビリ後でかつ久々のレース(11月以来)。しかし、快晴で気温も少し肌寒いぐらいの絶好のラン日和。

これまでは前日入りをしていたが、今回はいろいろ用事もあって当日朝入りとした。新幹線を1本間違える(結果的にはどうでもよかったのだが)など、ボケもかましたが、時間ギリギリに会場入り。チームメンバーに合流後、ゴール後の打ち上げ会場を確認して、スタートラインへ。
 日差しが徐々にきつくなってくる。雲もすっかり消えている。目の前の2人は海外からかな。かなり背が高い(どうでもいいか)。

今回の大会Tシャツはオレンジなので、ブルーはひと際目立つ(自分もチームメンバーもブルーだった)。

結果は、想定タイム5:30で走りきる事ができた。前半は5:10、後半は5:50前後。後半はもう少しがんばれたかもしれないが、トレーナーの言葉「気持ちよくゴールしましょう」を思い出して、自重した。
タイムをあまり意識しない分、余計なことを考えながら走っていた。たとえば、今回の軽井沢ハーフマラソンは約6,000人が参加したという(大会の公式アナウンス)。参加費は距離によって異なるが、1人5,000円として、約3,000万円。スポンサーもいるので、5,000万というところかな。実際のところはわからない。

では他の大会はというと、「市民マラソン開催による経済効果と今後の課題」というレポートが出ていた。このレポートの前半はお金の話が中心なのだが、後半を読むとランナー心理を押さえている考察がなかなか面白い。マラソン中級者の次のステップはトレイルランとか、女性ランナーを逃すなとか、首都圏のランナーは近場がお好きとか。また、大会は継続性が重要で、そのためには地元住民がいっしょに楽しめることが重要とも

そういえば、北軽井沢マラソン大会の募集が芳しくないようだ。今回、27回目という大会も、2010年を最後に5年間中止していた。一時は3,800名の参加者もあったが、今回は1,200名定員でまだ半分も集まっていないらしい。元々中止した理由も地元の声(ここは酪農中心で、当時は宮崎の口蹄疫問題を気にしていた)を反映しての事だったようで、やはり地元の支援がないと復活も厳しいのだろう。

2014年5月3日土曜日

Antiques Fair (骨董市)へ

ゴールデンウィーク後半、今日から3日間、平和島で骨董まつりが開催されている。

そんな趣味あった?と自分をよく知る人には言われそうだけど、正直に言えば「無い」に限りなく近い。旅行先でこの種のお店をたまにのぞく程度。

今回、訪れた理由は、いままでお世話になった方のお店があるから。最近、脱サラして、念願かなって開店(というか当面は出店かな)ということでお祝いも兼ねて行ってきた。


これが、脱サラした店のオヤジ、もとい店主の中村さん。屋号は「中村商店」。前職はドイツの四輪自動車のディーラーで営業を担当。四輪の自動車を初めて購入した時以来のお付き合い。昨年の自動車事故の時は、本当にお世話になった。

その中村さんから3月に突然電話がかかってきて、「私、やめるんです」といきなり切り出された。てっきり、他の自動車会社への転職かと思いきや、「骨董屋やります」の一言。何を血迷ったのかと思いつつも、お話を聞いていると、昔からの夢だったとのこと。自分の夢を実現、立派です!

2ヶ月振りの中村さん、アルゼンチン人?の雰囲気もバッチリ。商材だけでなく、ご自身も含めたトータルコーディネートかな?


さて、商品はというと、ブエノスアイレス中心に集めたもの各種。日常的に使う食器が多いかな。なぜ、南米?と聞いたら、スペインなど古くはヨーロッパの植民地だったことから、南米独自というより、古き良きヨーロッパの、しかも良い品物がそろうらしい。綺麗に手入れをすればまだまだ現役で十分使えるものばかり。このカップのセット、いいかんじです。


こちらは、ポットや花瓶などなど。


急遽出店を決めたこと、商材がまだ十分ではなかったとので、周囲に比べるとだいぶ狭いスペースだが、頑張れ「中村商店」! ざっと見る限り、アルゼンチンを前面に出しているお店はここしかない。1点でも多く売れるといいなあ。


せっかくなので、他のお店も見学。これは金屏風。結構、お高いもの。


よくある、食器系。セットものは思ったよりも高値がついていた。


これは古地図の山。奥に見える額の絵は、250万円という値札がついていた。東京で昔起きた水害の時の状況を描いたと解説いただいた。


何かよくわからないけれど、彫り物。


こういったガラクタ(といっては失礼か)もたくさん出品されている。でも、実はいいお値段。


刀の鍔。いろいろな形があるものだ。これを出品しているところは多かった。値段はピンキリ。


突然現れた金剛力士像。これを買う人がいるんだろうか? いるから出店しているんだろうけど。


置物、いろいろ。ここまで来るともうよくわからなくなってくる。


この種のポスターも骨董品であることに違いない。でも、自分の世代じゃないけれど、真ん中が宍戸錠ということだけは理解できた。


鉛筆のセットなどの文房具類。実家の戻るとまだあるんじゃないかというものがちらほら。



ここは、ダンヒルを専門で扱っているお店。主に出品されていたのは万年筆などの筆記具。インクを入れるツボとか面白いものもあった。


最後に見たものはというと。チラシの山。すべて骨董品を扱うイベントのパンフレットで、ほとんどが東京もしくは近隣で行われるもの。


会場内は海外から来た人も思ったよりもいた。特に、中国の人たち、まあよくあることだが、買い方がすごい。まとめ買い、値引き交渉、お店の人も大変だろうなあ。

2023 年の喜怒哀楽

戦争、気候変動(とにかく暑かった)、そして人の移動が確実に増加した2023年、個人としてもいろいろなことがありました。 感情の動き「喜怒哀楽」で振り返ってみます。 喜び 富士山に初登頂(7月)。ご来光は最高でした。一歩一歩踏みしめて登り山頂に立ったときの喜びは忘れられませんね。 ...