2012年12月30日日曜日

2012を振り返って


今年はちゃんと目標を立てて活動しようという意気込みはあったものの、さて実際は?ということで、年初に立てた目標についてレビューしてみることにする。

  • 健康;マラソン、バスケットボールと続けてはいるものの、特にマラソンは記録というよりも走った後の爽快感だけを求めていた気がする。今年は記録を意識したい。だが、もうこの歳。怪我だけはしないことが絶対条件。マラソンはフル2回、月間100km以上はキープしたい。また、今年はゴルフもこまめにやりたいと思う
Garmin の記録を見ると、12/29時点で、約980km。記録できなかったことが数回あったので、1,000kmを2012年の記録としたい。マラソンは、長野マラソンと湘南国際マラソンを完走したのでフル2回は達成。ただし、月間目標は前述の通りで、80kmちょっとで未達成。でも昨年比+200km。ゴルフは2回。まあこちらも良しとしよう。ランの効果は健康だけでなく、大勢の人と知り合う機会も与えてくれた。走って、飲んで、交流してと充実した一年であった。ただ、年末のノロには正直参った。未だに胃腸付近に違和感が残っている。
  • 家庭:昨年末に家族が一匹増えた。とはいえ彼女ももう17歳(当初15歳だと思ったら違っていた)。早寝早起きをモットーとしており、容赦なくこちらも生活を変えざるを得ない状況にある。これに耐える、いや慣れることが当面の目標
これは120%達成といってもよいかな。1年経ってわがまま度もアップしたが、大きな病気もなく、元気に過ごしている。おかげで早寝早起き生活も定着。
  • 仕事:創業以来、NOと言わないことをモットーになんでも受けてきた。でも、そろそろ選択する時期がきたかなと思っている。でも単にできないという意味でのNOではなくて、価値のないことをやめましょうとか、それよりももっと大切なことをしましょうというスタイルと追求したい。たとえそればお客様の意図に反するとしても自分に信念に反することはきっぱりとやめたいと思う。あと、10年後のことを考えた仕事をひとつでも多くやりたいな
今年は会社として(もちろん自分としても)大きな転換の時期であった。春には厳しい選択も求められ、また、社員も大きく入れ替わった。一時、保守的な考えがちらちらしていたが、実はいろいろとチャレンジする機会にも恵まれた。復興関連の仕事は被災地のありのまま、被災地に住む方の生の声を聞く事ができた。また、これは趣味の域だがフリーマガジンの制作を通じて全く違う社会の側面を見た気がする。自分がまだまだ「ちっちぇ〜」と感じる良い機会でもあった。ただ、10年後のことを考えていたかというと正直あまり考えていなかった気がする。
  • 学業;一応学生という身分ではなくなったが、学ぶことは一生もの。今年も論文なり解説記事なり公にできるものを一本まとめたい。また、年末からある仕事でいろいろな業種の方とお話する機会があったのだが、IT以外の業界事情というものをもっと調べる必要を感じた。調べるなら徹底的についでに何かしら資格でも取ろうかな。
自身で論文をまとめるまでには至らなかったが、調べたことの一部は書籍として出版(共著)することができた。加えて、共著で論文も出せたし、及第点かな。



2013年はどんな年にしようかな?



2012年11月27日火曜日

ネコとの生活も2 年目に

ネコとの同居からはや1年。この家に来たときはおばあちゃんネコということもあって、大丈夫かなと思っていたが、大きな病気もせず、まだまだ元気です。それにしてもエサを求める時と食べた後のギャップは大きすぎる。。。



2012年11月26日月曜日

東京ディスニーランド もう30年か

よせばいいのに、世間が3連休の最後の日にTDLに行ってきた。連休中、唯一晴れた日であり、さらに朝出遅れたこともあって、園内はすでに大混雑。Fast Pass がまともにとれたのは1枚だけ。本当は2枚取れたのだが、日が落ちて寒くなり、気力も一気に失せて、さっさと退散。

アトラクションは、3時間待ちなんていうところもあったが、そこまで乗りたいわけでもなく、10-20分待ちを中心にまわってきた。それでも、魅惑のチキルーム、カントリーベアー、カリブの海賊、It's A Small World、キャプテンEO、白雪姫、グランドサーキット、マークトゥエイン号、スペースマウンテン、フィルハーマジックと結構まわったな。いや、これはこれで十分に楽しめた。あとパレードも。

キャプテンEOなんて、たったの5分待ち。今は亡きマイケルジャクソンのダンスが3D仕様で見る事ができる。すばらしい!! 解説を聞くとこれが制作されたのは25年前だそうだ。当時のMaking 映像には、Francis CoppolaとGeorge Lukasの若かりし頃が映されていた。

また、この時期は園内の飾り付けもクリスマス一色。It's a small world だけはちょっと先走って謹賀新年の文字も見られたが。。

 セントラルパークのツリー

 シンデレラ城にもリースが

 パレード。サンタクロースが



ワールドバザール内のツリー(昼と夜)


日が落ちるとやはり寒い

1983年オープンということで、来年は30周年。まだ、できて間もない頃に(確かGWの連休空けだったかな)来たときはガラガラで、スペースマウンテンでさえ行列がなく、友人と10分とか15分で何回乗れるかなんて競争をしたこともあったっけ(まあ、平日ではあったが)。それにしても、何度も来させるこの魅力な何なのだろうか?



2012年11月4日日曜日

湘南国際マラソン、またもサブ4逃す

今年で 3 回目の出場。今回はなぜか全く気合いが入らず、もやもやしながら当日を迎えた。天気予報では晴れでしかも今年一番の冷え込みとのことだったが、朝はどちらかといえば曇りで日差しもまったくなく、逆に気温はやや高めといったところ。

朝7時前に大磯駅に到着。シャトルバスを待つこと20分。現地到着は7時50分頃だったろうか。比較的スムーズに事が進む。そして、9時いよいよスタート(といってもスタート地点から遥か後方にいて、スタートしたことに気づかず)。

直前までレースプランに悩んだものの、そもそもそんなプランを作るほどの練習メニューもこなしていないため、今回は「15km毎に、1:20:00, 1:25:00, 1:15:00」を目標と定めた。

だが、この目標を自分だけで達成するのは困難と判断し、それらしい人をペースメーカーにしてとにかく付いていくことにした。最初の人は5kmすぎだったろうか、リズム良く走っていたので、そのままほぼ10kmをいっしょに(というかつかず離れずで)走る。すると、目標タイムとほぼ同じ。次の15kmも同様。

そして残すところ12km。ここでも同じくペースメーカーになりそうな人を探していただのが、最初の10km でいっしょだった人が脇をすたすたと抜けていくのを発見。こりゃいいと思って1kmほど付いていったのだが、なんとこの方、急にコースを外れて歩き始めてしまう。ちょうど、自分も左足がつり気味となり、スピードは一気にダウン。6:00/km をなんとか死守しようと思ったが、最後の5kmは途中歩く事もしばしば。手足が若干しびれていたので、水分補給の失敗もあったかもしれない。

自己ベストではあったものの、今回もサブ4は達成ならず! 次回の宿題となった。

この湘南国際マラソン、3回目ということで、過去のタイムと比較をしてみた。5km毎の時間である。


1回目(第5回大会)はあきらかに無謀な走りをしていたことがわかる(最初飛ばして、あとは勢い次第)。2回目は少し頭を使い、最初は押さえ気味でできるだけペースを維持する走りをしたが、やはり最後は心も折れて一気にペースダウンとなる。そして、今回、35kmぐらいまではほぼ想定した走りだったものの、ペースメーカーを見失ってからは盛り返すことなくゴールとなった。

今回の教訓:
  • ペースメーカを見つける。ただし、自分より大柄な人はだめ。できれば小柄な人で、目立つ人でいっしょに走っていて走りがいのある人
  • 15km毎で考える
  • なんといっても練習量

追記(11/6)
暫定結果は、グロス:4:1 3:03 ネット 4:04:53 であった。

2012年10月8日月曜日

夏休み - 函館

夏休みから1ヶ月が経ってしまった。最後の訪問地、函館のことに触れたい。

函館でのお宿は湯の川温泉にある「渚亭」というホテル。部屋付き露天風呂ももちろんだが、海岸に突き出た露天風呂がここの自慢とのこと。確かに、お風呂から3m先が普通に砂浜であった。本当は砂浜は立ち入り禁止にして完全プライベートにしたかったそうだが、お役所の許可が下りなかったらしい。素っ裸でこちらは風呂に入り、砂浜で遊んでいる家族と目線があってしまうとなかなか気まずいものである。それでも、この開放感、気持ちの良さは格別であった。


さて、函館観光のメインは、五稜郭と函館山。朝方のどしゃぶりには参ったが、あっという間に晴れて、展望タワーの眺めはすばらしかった。ただ、雲が多くて津軽半島は望めず。

その後、路面電車を乗り継ぎ、港に向かう。雰囲気は横浜と同じだが、全体的にこじんまりしているので、半日であっという間にまわれてしまう。坂もゆるやかなので、適度な運動にもなる(まあ、自分だけだったらきっと走ってまわっていたことだろう)。

天気が気になりつつも、一度ホテルに戻り、夕食後には函館山の夜景ツアーに向かう。バスで移動中、雨足が強くなってきたのだが、なぜか山頂に着くと、ぴったりと止む。日頃の行いですね、とガイドさんも一安心か。




以上、4泊5日の青森・北海道の旅。日本の晩夏を満喫することができた。




2012年9月8日土曜日

夏休み - 大間から函館へ

夏休み3日目は、本州最北端から函館へ。少し早めにまかど温泉を後にして、本州最北端=大間に向かう。途中、菜の花畑で有名な横浜町を通り過ぎて、むつ市へ入る。早めに出たことで、途中寄り道をしようということになり、西回りで向かうことにした。しかしこの選択があとで大問題となる。

さて、この西回りコースは海岸線を少し走ると、途中から山道に入る。しばらくは川沿いをゆったり気分で走るのだが、徐々に険しくなってくる。アクセルを踏んでもなかなか進まない。これが自分の車だったら軽やかに走れるのになあ。

さて、そうこう言っているうちに「仏ヶ浦」に到着。到着といっても、実際には駐車場からは徒歩で15分ほどかかる。しかもほとんどが階段(帰りはしんどかった)。そして、下りた地でみた景色は白い砂と白い岩。なんとも奇妙な形である。



さて、山道はまだまだ続く。時計をにらみつつ、車を走らせる。大間を目前にして「まぐろ」か「岬」かの選択を迫られる。そう時間がないのだ。結局は食べる方を選択。港近くにあった「まぐろ長宝丸」に駆け込み、大間丼を注文。まぐろだけでなく、いか、うにも三色丼。2,000円なり。





約1時間半ほどの船中では、函館山を裏側から見ることもできた。よくよく考えると、以前(といっても学生時代だが)来たときは夜だったので見えるはずもなく、初めて見る風景。











今回乗った「ばあゆ」という船はどうやら来年春をもってお役御免とのこと。この夏が最後となるようだ。1988年からということだから25年か。1988年というと自分が社会人になった年でもある。自分もそろそろかあなんて思いつつ、おそらくこれで見るのは最後であろう船を改めて見る。


さて、この日のお宿は「湯の川プリンスホテル渚亭」。海岸沿いにあることから、浜辺に突き出た露天風呂からは、陸奥湾、函館山などが一望できて、最高!

夏休み - 八甲田から青森へ

十和田湖を後にして、次に向かうは八甲田山。八甲田山といえば映画。八甲田山ロープウェイにも当時の様子が写真で見ることができる。



左から:赤倉岳、井戸岳、大岳
青森市内を望む


八甲田山という山があると思ったら、実は違っていていくつかの山を総称しているということをここに来て初めて知る。まずは、ロープウェイで山頂まで(約10分)。1300mからの眺めはほんと絶景である。この日も30℃を超えていたが、さすがに山頂はヒンヤリ。

30分ほど周辺を散策し、急ぎ山麓へ戻り、次に目指すは青森市内にある「青森県立技術館」。ここに立ち寄る目的は「あおもり犬」を見ること。だったのだが、実は常設展の一つとして成田亨氏のデッサンが展示されていることを知り、目的はいつのまにか、こちらに移っていた。



成田亨:ウルトラシリーズ(初期)の怪獣、宇宙人などをデザインした方である。館内には、初代ウルトラマン、ウルトラセブンの絵コンテ、ビートル、ウルトラホークといった戦闘機などが展示されていた。昆虫、動物をモチーフに怪獣や宇宙人を描いたとのこと。カネゴン、バルタン星人、ゴモラ、ケムラーなどなど懐かしい怪獣たちが並んでいた。ウルトラマン世代にとってはたまらない。

そして、今宵のお宿はこれまたひなびた場所「まかど温泉」。野辺地という下北半島の付け根にあり、まかど温泉ホテルはここの一軒宿である。

陸奥湾を望む


写真では切れてしまっているが、右側の茶色の物体はイカの煮物。これがやわらかくてうまかった。やはり、イカの里である。

ところ、青森市に入ってから、ちょっと面白いポスターが目についた。青森県警のポスターなのだが、キャラも面白いが、キャッチコピーも笑える。



夏休み−十和田・奥入瀬

久々にまとまった夏休みをとり、青森から北海道へ5日間ほど行ってきた。

9/1 羽田発JAL1227便で三沢空港へ。途中、十和田湖を見下ろしながら、定刻通りに到着する。今回、青森の旅はレンタカーが足となったのだが、コストパフォーマンスを重視して、三菱自動車の ek wagon を利用した(※市街地は良いがやはり山道は軽自動車ではきつい!)。



まずは、十和田市現代美術館へ。 十和田市のダウンタウンにあるこの美術館には、奇妙な?オブジェがたくさん展示されている。その表情があまりにリアルすぎる「スタンディング・ウーマン」とか、カワウソの感覚になれる「ザンプランド」とか。館外には、「アッタ」とか、「フラワーホース」といった大きなものがある。また、周辺の公園にも奇妙な物体がちらほら。






美術館沿いの官庁街通りは街路樹で覆われ、またほぼ直線で1〜2kmぐらいはあろうか。思わず走りたくなる通りであった。

さて、この日のお宿は「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」。このホテルには、3つのお風呂があり、岩風呂、大浴場、そしてちょっと離れたところに露天風呂(混浴)がある。まずは食事前に大浴場へ。満室のはずだったが、ほとんど人はいない。露天風呂も独り占め状態だった。





お腹がいっぱいになった後はバスで「八重九重の湯」へ。混浴といっても、湯浴着をつけて入るスタイルである。バスの運転手さんによれば、ここは温泉を遠方から引っ張ってきているとのこと。14km先と言っていたかな。14kmも流れてはさすがに冷たくなってしまうので一度沸かし直しているとのこと。とはいえ、やはり渓流沿いで静かにゆっくりと入るお風呂は格別である。この日はアルコールを飲まずぐっすりと寝る。

翌朝は5時に起床。奥入瀬渓流沿いを散策する。ホテルから「三乱の流れ」というところまではバスで移動し、「阿修羅の滝」まで上る。これもバスの運転手情報だが、十和田湖の水門は朝方までは閉じているそうで、早朝は水量が少ないとのこと。このため、苔がついた岩がけっこうきれいに見える。水量が多いとこうした岩が水につかってしまうからだ。また、この一体は人の手がほとんど入っていないらしい。たとえば、台風等で倒木があったとしても、原則そのままで片付けることはしない(例外は道路にかかってしまったときぐらいとか)。結果、川の流れが変わってしまったところも多数あるとか。







いなか育ちの自分でもこれだけきれいな水と緑あふれる風景に出会うのは滅多にない。

阿修羅の滝からは、ジョギングウェアに着替えて、ホテルまでランニング。約6kmほどだが、下りということもあって快走。さすがに走っているのは自分だけでちょっぴり恥ずかしかったかな。

※これは十和田湖。天気も回復。

2012年7月25日水曜日

Windows 7 に PostgreSQL 8.1 系をインストール

Windows 7 Home Premium に PostgreSQL 8.1系をインストール時の注意。今日はこれで思い切りはまった。

  • Secondary Logonサービスを起動すべし。サービスから手動で起動 
  • Postgres用ユーザーを作るべし。Windows のアカウントとして、postgres を作成しておく。 そして、これが一番はまったところ。 コントロール パネル -> ユーザー アカウントと家族のための安全設定 -ユーザー アカウント でユーザーアカウント制御の設定で、「通知しない」とすること。これをしないと、PostgreSQL のインストーラが 接続できないと怒ってくる。 

なお、インストーラは管理者権限で実行しなければならない。コマンドは以下の通り。

msiexec /i postgresql-8.1-ja.msi

今日はこれだけではない。インストールした後、pgAdmin III でさらにはまった。ユーザDBが作成できないのである。「FATAL:password authentication failed for user ... 


どうやらこれもアカウント周りの問題らしい。こちらは、一度作ったユーザ(ロール)を一旦削除して、再度作成したら直った。


2012年7月19日木曜日

Google I/O 2012

6月最終週に、サンフランシスコで開催された、Google I/O 2012 に参加してきました。すでに3週間が経過していて、遥か昔のようにも思えますが、でもたった3週間しか経っていない訳で、改めてここに書き記すことで、あの感動を呼び戻してみたいと思います。


Registration の Process は昨年と変わりません。QRコードが入った参加証がメールで送られてきており、それをスキャンすることで登録は完了です。ちょっと違うのは、Name holderで、これまでのようにストラップのついたプラスチックのケースではなく、イベントガイド(紙)に直接ストラップがついていて、そのガイドに名前が記入されたシールを貼る形でした。プラスチックを使わないというところがエコということでしょうか。


さて、イベント初日は、Android が中心のキーノートです。ここでは、いろいろ発表がありました。
  • Android 4.1 (Jelly Bean)(ソフトウェア)
  • Nexus 7 (tablet for Google play) まるで Kindle Fire(デバイス)
  • Nexus Q メディアプレイヤー。つまりは、テレビとオーディオ。まるでApple TV(デバイス)
  • Google+ Event(サービス)
  • Google Now(サービス) Personal アシスタンス。プロファイル、位置情報を使って、いろいろ教えてくれる
  • Google Glasses - 在米&I/O参加者はPre-order可能。1500ドル(高い!)(デバイス)
そう、デバイスが目立つ内容でした。


Google Glasses は派手なパフォーマンス付きで、このメガネをかけた人間が空からJump(スカイダイビング)して会場の屋上に下りるというものでした。このデバイスの技術もすごいですが、サンフランシスコのどまんなかに降りてくるダイバーの技術にむしろ感動してしまいました。


最近、Google, Apple, MS と、HW+SW+Cloud+Contentsを事業の柱とする旨をメッセージとして出しています。Amazonも同じような方向ですね。すべてを自社でコントロールできる体制を作ろうとする戦略が見て取れます。残念ながら日本の会社でこれができるところは今のところありません。せいぜいソニーでしょうが、ソニーの凋落ぶりはあえて申すまでもないでしょう。


さて、初日のキーノートでは、音声認識検索機能のデモで、「日本の首相は誰?(Who is the Prime
Minister of Japan?)というやつがあって、見事、野田さんが検索されました。デモの意図は、音声認識→最も正しいであろう検索結果を出すところにありました。裏を返すと、日本の首相ってコロコロ変わって、本当に誰かわからんということをいいたかったのかもしれません。会場のほとんどは、賞賛の拍手でしたが、日本人としては、苦笑するしかありませんでした。この他には、How tall is space needle? とかWhat is robot? なんていうやつもありました。せっかくですので、自分の下手な英語でも試してみましたが、Who is the Prime Minister of Japan? はちゃんと認識してくれましたね。


そして、2日目キーノートは、昨年同様に、Chromeから始まります。正確には、前日のGoogle Glasses を引きずっていましたが(前日は、Vic のトークを遮るように、Sergey が割り込んできました。まあ、時間がおしていたのでしょうね)。

  • Google Compute Engine。IaaS にいよいよ進出です。
    • http://googledevelopers.blogspot.com/2012/06/google-compute-engine-computing-without.html
    • Preview も始まっています。一応、事前登録制(審査付き)
    • ハイパーバイザーはKVM のみ。Ubuntu と Cent OSをサポート。その他は考えていないみたい
    • 設定から起動までわずか2分
    • Keynote では、600Kコアを使ったゲノム解析のデモ。600Kコアを一般庶民が使うのか?という話もあるが。
  • Chrome が iPad/iPhone に対応。同期サービスもあり。これはすでにiTunes からダウンロードできますね。
2日目のキーノートでも、Google Glass のデモがありました。今回は、Sergey 自身が屋上まで登っての解説です。舞台裏を解説しましょうというノリです。昨日も不思議に思ったのですが、空中でGlass からの映像をどうやってひろっているか、その疑問も解説され、どうやら特別な通信技術を作ったようです。ちなみに、電波法等々の制約で、米国からの持ち出しなNGとのことで、注文できませんでした。

さて、今年のおみやげは、Galaxy Nexus w/ Android 4.1、Nexus 7、Nexus Q+HDMIケーブルChromebox、そしてTシャツでした。デバイスばかりでバッグがいっぱいになってしまいました。


2012年5月29日火曜日

都道府県の読み方

住所表記の読み方がわからないところが結構あるが、そんな時に便利なサービス、ツールをまとめてみた。特に最近は市町村合併が多くて、聞いたこと無い名前もたくさんある。また、「うえ」か「かみ」(上)、「した」か「しも」か悩むこともしばしば。
こんなツールもある。


さらに調べると、特許出願がされている。


ちょっと探しているものとはちがうけどこれも便利そう。

  • Address translation system
    • 郵便番号と番地を同時に入力するタイプ。郵便番号から逆引きした日本語住所と、英語の翻訳結果を上下に並べて表示
    • http://sys.web-burger.com/zip/
  • JuDress

2012年5月26日土曜日

軽井沢ハーフマラソン

今年も軽井沢ハーフマラソンに参加した。今回は、天候にも恵まれ、非常に気持ちの良いレースであった。どうやら、我がチームには晴れ女がいるらしい(でも、去年もいたはず。そうか、彼女はレース直前にリタイヤしたんだ。結果、スタートしてすぐに大雨となる)。

さて、今回、自己ベストはならなかったが、1時間50分をなんとか切って、目標は一応達成。なんとかとは書いたが、走り終わってからの疲れは以前ほどではない。足がしっかりできてきたということかな。

レース後は千ヶ滝温泉で汗を流し、いつものかぎもと屋で天ざるをいただく。ただ、ちょっと量が多かったかな。。。




そういえば、中軽井沢の駅が大々的に改修されていたのだが、調べてみると図書館が併設されるとのこと。本を読むことに夢中になって電車に乗り遅れる人もいるんじゃなかろうか。余計な心配か。

2012年5月14日月曜日

心に残る結婚式

五月晴れとなった日曜日、いつもお世話になっている青山学院大学の先生の結婚式にご招待いただいた。

結婚式は、青山学院大学内の法人学部(ベリーホールというそうだ)内の礼拝堂。初めて入った場所。同席された先生方によれば、就任式などの学内の公式行事で使われているところらしい。さて、厳かな雰囲気の中で始まった式なのだが、神父の方のお話が良かったので、残しておきたい。

  • 夫婦とはもともと別の家に育った男女からなる(当たり前だが)
  • 子が親からいただくものは「血」であることを忘れてはならない(やけに生々しい)
  • もともと別な家に育った2人。生活様式は異なるはず。ただ、その違いを否定してはいけない。
  • 円満である秘訣は、まず相手のすべてを認めること。否定から入ってはだめ。「おっとそういう見方もあったのね」と肯定することが大事。自分が一番、絶対だなんて考えてはならない(この言葉が特に印象に残った。別に夫婦に限ったことじゃない。仕事でも同じ。何でも否定から入る人がいるけれど、そういう人との仕事は達成感がなくて疲労感だけが残る)
  • よけいなことは口にしない(これもまた真なり)
結婚式から次は披露宴へ。会場はなんと「ブルーノート東京」。そう、ジャズが好きな人にはたまらないお店である。そこでなんと披露宴とは、さすが新郎新婦、やってくれる。中に入るとすでに生演奏が始まっており、何とも心地よい。ウェルカムドリンク(シャンパン)を飲みながら、しばし聞き入る。


さて、今日の披露宴、始まりはなんと「落語」。しかもホンモノの落語家(真打)によるもので、お題は「芝浜」。後で調べると夫婦の人情噺をテーマにした古典落語として有名なものとのこと。噺が始まやいなやみんなナイフ、フォークを置き、噺に吸い込まれていった(さすがである)。30分ほどであったろうか、いや〜これは本当に堪能した。でも、ジャズの聖地で落語を聞けるなんてもうないかもしれないな。



その後もいろいろと余興が行われ(ただ、こんな偉い先生に歌わせていいんだろうかともちょっと思ったりして)、最後まで楽しい、幸せいっぱいという披露宴であった。おかげでちょっと飲み過ぎた感はある。

2023 年の喜怒哀楽

戦争、気候変動(とにかく暑かった)、そして人の移動が確実に増加した2023年、個人としてもいろいろなことがありました。 感情の動き「喜怒哀楽」で振り返ってみます。 喜び 富士山に初登頂(7月)。ご来光は最高でした。一歩一歩踏みしめて登り山頂に立ったときの喜びは忘れられませんね。 ...