ゴールデンウィーク後半、今日から3日間、平和島で骨董まつりが開催されている。
そんな趣味あった?と自分をよく知る人には言われそうだけど、正直に言えば「無い」に限りなく近い。旅行先でこの種のお店をたまにのぞく程度。
今回、訪れた理由は、いままでお世話になった方のお店があるから。最近、脱サラして、念願かなって開店(というか当面は出店かな)ということでお祝いも兼ねて行ってきた。
これが、脱サラした店のオヤジ、もとい店主の中村さん。屋号は「中村商店」。前職はドイツの四輪自動車のディーラーで営業を担当。四輪の自動車を初めて購入した時以来のお付き合い。昨年の自動車事故の時は、本当にお世話になった。
その中村さんから3月に突然電話がかかってきて、「私、やめるんです」といきなり切り出された。てっきり、他の自動車会社への転職かと思いきや、「骨董屋やります」の一言。何を血迷ったのかと思いつつも、お話を聞いていると、昔からの夢だったとのこと。自分の夢を実現、立派です!
2ヶ月振りの中村さん、アルゼンチン人?の雰囲気もバッチリ。商材だけでなく、ご自身も含めたトータルコーディネートかな?
さて、商品はというと、ブエノスアイレス中心に集めたもの各種。日常的に使う食器が多いかな。なぜ、南米?と聞いたら、スペインなど古くはヨーロッパの植民地だったことから、南米独自というより、古き良きヨーロッパの、しかも良い品物がそろうらしい。綺麗に手入れをすればまだまだ現役で十分使えるものばかり。このカップのセット、いいかんじです。
こちらは、ポットや花瓶などなど。
急遽出店を決めたこと、商材がまだ十分ではなかったとので、周囲に比べるとだいぶ狭いスペースだが、頑張れ「中村商店」! ざっと見る限り、アルゼンチンを前面に出しているお店はここしかない。1点でも多く売れるといいなあ。
せっかくなので、他のお店も見学。これは金屏風。結構、お高いもの。
よくある、食器系。セットものは思ったよりも高値がついていた。
これは古地図の山。奥に見える額の絵は、250万円という値札がついていた。東京で昔起きた水害の時の状況を描いたと解説いただいた。
何かよくわからないけれど、彫り物。
こういったガラクタ(といっては失礼か)もたくさん出品されている。でも、実はいいお値段。
刀の鍔。いろいろな形があるものだ。これを出品しているところは多かった。値段はピンキリ。
置物、いろいろ。ここまで来るともうよくわからなくなってくる。
この種のポスターも骨董品であることに違いない。でも、自分の世代じゃないけれど、真ん中が宍戸錠ということだけは理解できた。
鉛筆のセットなどの文房具類。実家の戻るとまだあるんじゃないかというものがちらほら。
ここは、ダンヒルを専門で扱っているお店。主に出品されていたのは万年筆などの筆記具。インクを入れるツボとか面白いものもあった。
最後に見たものはというと。チラシの山。すべて骨董品を扱うイベントのパンフレットで、ほとんどが東京もしくは近隣で行われるもの。