9/1 羽田発JAL1227便で三沢空港へ。途中、十和田湖を見下ろしながら、定刻通りに到着する。今回、青森の旅はレンタカーが足となったのだが、コストパフォーマンスを重視して、三菱自動車の ek wagon を利用した(※市街地は良いがやはり山道は軽自動車ではきつい!)。
まずは、十和田市現代美術館へ。 十和田市のダウンタウンにあるこの美術館には、奇妙な?オブジェがたくさん展示されている。その表情があまりにリアルすぎる「スタンディング・ウーマン」とか、カワウソの感覚になれる「ザンプランド」とか。館外には、「アッタ」とか、「フラワーホース」といった大きなものがある。また、周辺の公園にも奇妙な物体がちらほら。
美術館沿いの官庁街通りは街路樹で覆われ、またほぼ直線で1〜2kmぐらいはあろうか。思わず走りたくなる通りであった。
さて、この日のお宿は「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」。このホテルには、3つのお風呂があり、岩風呂、大浴場、そしてちょっと離れたところに露天風呂(混浴)がある。まずは食事前に大浴場へ。満室のはずだったが、ほとんど人はいない。露天風呂も独り占め状態だった。
お腹がいっぱいになった後はバスで「八重九重の湯」へ。混浴といっても、湯浴着をつけて入るスタイルである。バスの運転手さんによれば、ここは温泉を遠方から引っ張ってきているとのこと。14km先と言っていたかな。14kmも流れてはさすがに冷たくなってしまうので一度沸かし直しているとのこと。とはいえ、やはり渓流沿いで静かにゆっくりと入るお風呂は格別である。この日はアルコールを飲まずぐっすりと寝る。
翌朝は5時に起床。奥入瀬渓流沿いを散策する。ホテルから「三乱の流れ」というところまではバスで移動し、「阿修羅の滝」まで上る。これもバスの運転手情報だが、十和田湖の水門は朝方までは閉じているそうで、早朝は水量が少ないとのこと。このため、苔がついた岩がけっこうきれいに見える。水量が多いとこうした岩が水につかってしまうからだ。また、この一体は人の手がほとんど入っていないらしい。たとえば、台風等で倒木があったとしても、原則そのままで片付けることはしない(例外は道路にかかってしまったときぐらいとか)。結果、川の流れが変わってしまったところも多数あるとか。
いなか育ちの自分でもこれだけきれいな水と緑あふれる風景に出会うのは滅多にない。
阿修羅の滝からは、ジョギングウェアに着替えて、ホテルまでランニング。約6kmほどだが、下りということもあって快走。さすがに走っているのは自分だけでちょっぴり恥ずかしかったかな。
※これは十和田湖。天気も回復。