昨日、長野マラソンを走った。初マラソンから数えて3回めとなる(フルマラソン通算では6回目)。
気温0.4℃、雪。8:30のスタート時の気象状況である。前日からの雨は朝方に雪に変わり、積もること約4cm。1961年の観測史上最も遅い降雪だったとのことである。途中も気温は上がらず、レース中はどうやら2.5℃ぐらいまでしか上がらなかったようだ。前回大会とほぼ同じ位置からパチリ。
さて、レースを振り返ってみる。スタートからの直線1kmは、ペースをつかむための重要なポイントなのだが、この日は道路に大きな水たまりがあり、それを避けようとするランナーで渋滞することもしばしば。なかなかペースがつかめない。雨合羽を着ていたせいもあって周囲の様子もつかみにくく、とにかく転ばないことを念頭に焦らずに進む。5kmをすぎたあたりから、体も温まり、ようやくペースもあがってきた。
前回の湘南では、ペースメーカとなりそうな人と見つけて、ひたすらついていく戦法をとってそこそこうまくいったので、今回も同じようにと考えていたのだが、10kmぐらいまでこれぞという人がなかなか見つからない。そこで、今回はあきらめて自分のペースをキープすることにした。5:30/km。とにかくこれを刻むことに集中!
15kmから20kmにかけては、ほぼ想定どおりのペース。20kmの五輪大橋の上りもなんなくクリアできた。
27kmすぎ、更埴橋を渡ることから風が強くなってきた。気温が低い中でこの冷たい北風は体に堪える。
30kmはいつもの関門。ここは2つのアップダウンがあって、一番しんどいところ。だが、今回は軽快に走りぬく。そういえば、太鼓の応援は雨を避けるため高速のガード下だった。そして、千曲川の土手に出ると再び強い北風が今度は真横から吹き付けてくる。もうここは5:30/kmは諦めて目標を6:00を超えないようにと切り替える。
心も折れかかった岩野橋、35kmの時計表示はスタートから3時間18分が経過したことを示す。あと7kmをこのペースでいけばなんとかサブ4が達成できるなと思ったのもつかのか、モロに向かい風となり、なかなか進まない。
そんなところに幸いにも大会ペースランナーがやってきた。4時間のペースランナーはSWACの尾崎朱美選手でその周りを取り囲むように集団があり、その中にすっぽりはまる形でしばし走ることになった。おかげで、向かい風も和らぎ、ペースも5:40/km にアップ。これでサブ4もはっきりと見えてきた(とその時は思っていた)。
しかしながら、このペースについていけたのは、37kmの給水所まで。そこからはまたスローダウン。またもや向かい風との戦いとなる。
40km、オリンピック道路に入り、追い風になる。ここで、スタート時から着ていた雨合羽を脱ぎ捨て、目指すはゴールのスタジアム。追い風に変わったことで、精神的にも楽になり、周囲の応援にも応える余裕が出てきた。
結果は、手元の時計で3:58:00。ランネットの速報で4:01:45、スタートの3分あまりをひけばほぼピッタリということで、めでたくサブ4を達成!ゴール直後は一瞬ではあったが青空も顔をのぞかせた。
これは毎回思うことだが、スタッフや雪の中の応援には本当に感謝。ゴール後の「お疲れ様」の一言がまた心に残った大会であった。
2013年4月23日火曜日
コロナにかかって
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