何かとついていない2013年だが、ここに来て自虐ネタになりそうなことが続けざまに起きた。その一つが「石灰沈着性腱板炎」という病気。
それは突然やってきた。月曜日夜、夕食をとり、くつろいでいたその時、右肩から右腕にかけて急にしびれ始めた。昼間の運動のせいだろうと思い、バンテリンを塗ってみるも、そのしびれは取れず、むしろ痛みが右腕全体に広がってきた。特に肩の前方、ちょうど関節部分が細いものでえぐられるような感じ。
横になるも、なかなか寝付けない。痛くないところを探ろうと寝返りを打つも、どのポジションでも痛い。知らぬうちに寝てしまったようだが、早朝になり、痛みに耐えられず、そのまま起床。しかも、何が不便って、着替えができない、歯ブラシももてない、もちろん箸も持てない。右手を使うことが何もできないのだ。普段、上下左右自在に動かしている右腕がうんともすんとも言わず、右腕を上げるには、左手で右腕の手首をつかんで持ち上げるしかないない。
なんとか、痛みをごまかしながら、午後にかかりつけの医者に行ったところ、レントゲンに薄い白い影が映っており、即、この病気という診断に至った。その名の通り、石灰(チョークと同じように本当に粉らしい)が腱に沈着する病気で、何かの拍子で石灰が飛び出し、体内で異物と判断されて炎症が起きるメカニズムとのこと。通常は、肩関節の外側に発生するらしいのだが、自分の場合は、関節の内側に発生したようだ。
この日から、薬を(といっても、ボルタレン25mgという鎮痛剤なのだが)毎食後に処方する。水分をとにかくとれという指示もあり。前夜、ロキソニンがまったく効かなかったでこれで大丈夫かと思ったのだが、翌日(2錠目を飲んだ後)にはだいぶ痛みも引いて、3日目朝には今回の痛みが発生する前まで戻った。原因の石灰が消滅したようだ。
とはいえ、まだ肩の可動範囲は狭く、腕のストレッチができるまでにはまだまだ時間がかかりそう。4日目になってジョギング程度はOKといわれたものの、お酒はあと一週間は我慢。リハビリと電気治療を粛々とこなす日がまだまだ続く。
コロナにかかって
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