いよいよ開幕したオリンピック。早速、上村愛子選手出場のモーグル決勝が行われた。残念ながら4位であったが、これだけの重圧の中で本当に良く健闘てくれたし、何より見ていて本当に面白かった。上位選手はすべて27秒台であり、転倒した選手も結局はスピードに負けてしまったわけで、モーグルという競技がさらにスピードを競う競技になっていくことを改めて感じた。
1998年、長野オリンピックが開催された。実家から目と鼻の先に聖火台があり、世界中から大勢の人たちがやってきた。あの時、長野の街は一変した。街の風景だけでなく、そこに住んでいる人、働いている人たちもなんとなく高揚していた。競技を見に行かずとも、テレビにかじりついていた。
ジャンプ(複合)、ボブスレー、ホッケーはいずれも初めて見る競技だったが、会場で本物を目にした感動はいまでもおぼえてる。この経験が、その後の自分に少なからず影響を与えたことも事実である。
さて、バンクーバーもきっと同じようにお祭り騒ぎなのだろう。12年前のあの雰囲気を味わいたかったなあ。
残り、約2週間。自宅のテレビで我慢するか。