時代にかなり遅れていると感じつつ、「もしドラ」を読む。ただし、こちらは、電子書籍版。AppStoreにて、800円なり。紙版が1680円なので、半額ということになる。
約400ページというボリュームだったが、意外にあっさりと読み切った。内容については、ビジネス書というよりは、軽めの小説といったところだろうか。ただ、要所要所にドラッカーの本を引用しており、作者なりの意図はそこに感じる事はできる。
イノベーションが「ノーバント、ノーボール」というところは突っ込みたくなるレベルだが、でも野球におけるイノベーションを考えると言われるとそれはそれで悩んでしまう。
ところで、この本、Amazon と AppStore でははっきり分かれている。Amazon はそれなりに褒めている人もいるが、AppStore はダメだしコメントオンリーである。前者はフィルターがかかるので分かれるのは当然かもしれない。いずれにせよ、電子書籍で和書もどんどん出て来て欲しいなあ。