今朝は、某社でソフトウェアシステムの打ち合わせ。年末からいろいろあって、勇んで臨んだ打ち合わせであったが、あっさり30分で終了。武装していったのに、武器は一切使わず、これまでいったいなんだったんだろうという気持ちだけが残った次第。結局のところ、原因はたいしたことではなくて、こちらの伝えた事が正しく伝わっていなかっただけであった・・・だったら質問すればいいのに・・・
で、よくよく考えると、仕事のスタイルが根本的に違うのかなと。ガチガチに決められたスタイルと臨機応変(といえば聞こえは良いが)に対応するスタイルの違いは大きいなと改めて感じた。
だから、打ち合わせの臨み方も全然違っていて、相手はきっちりと資料を作成し(実際のところ、なんでこんな凝った資料を作るんだろうと)、しかもカラー印刷。こちらは手持ち資料はなし(でもパソコンにはすべてのデータが入っている)。後者のスタイルに慣れきっている自分としては、とてつもない隔たりを感じてしまうとともに、前者のスタイルを貫ぬく相手に危機感さえ感じてしまった。
さらに言えば、それが原因だとわかっているのに手を打たない考え方もどうなんだろうか。
「なんかこのみそ汁、味がないですね」
「はい、みそを入れてないからです」
「なんで入れないんですか、ここに用意されているのに」
「だって、入れて良いって言われてないですから」
「でも、入れないと味がしないことはわかっているんです」
これ、決して冗談の世界じゃない。