メインの仕事も終わり、心はすでに観光モード。Conference Closing が終了と同時に首都Vilnius へ。1.5時間の各駅停車の列車で向かう。Kaunas と少しだけ雰囲気は違うものの、それでものんびりした街である。「地球の歩き方」に従い、まずは、センター駅からトロリーバスに乗って、ゲティミナス塔へ向かう。このトロリーバス。Kaunas もそうだったが、まさに主要交通機関である。しかも時間に正確。いっちゃなんだが、ロンドンの時間を守らない交通機関とは雲泥の差である。
塔の上からは市内をほぼ一望できる。というかそれだけ小さい街と言ってもいい。街並みは全体的にオレンジから赤系の建物が多い。フィレンツェを小さくした感じであろうか。道路はほとんどが石畳。思った以上に緑が多い。白い建物は大聖堂のみといってもいいかもしれない。ここは街そのものが世界遺産に登録されている。
塔を降りたと同時に小腹がすいたので、Double Coffee というお店で、軽くお昼を食べる。その後は、KGB Museum (Genocido Auku Muziejus)へ。ここは、その名の通り、KBGビルがあったところである。1階と2階は、時系列に並べられた展示。地下は昔の牢獄がそのまま残っている。独房、2~3名の牢獄、尋問、虐殺を行った部屋など、一部は当時そのままとのこと。当時といっても1940年代だから、それほど昔ではない。観光客もあまりいなかったので、一人見学だったこともあり、かなりヒンヤリすることになった。ちなみに、この写真にある多くの名前は虐殺の犠牲になった人の名前らしい。
でも考えてみれば、リトアニアがロシアから独立したのは20年ほど前。そう考えると、街全体に色の変化がない理由も良く分かる。あと、多くの建物の色が、1階部分と2階以上で結構違っていることにも気付いた。1階のみ現代風なのである。
そして、あっという間に時間も経ってしまい、次の目的地、ヘルシンキへと向かう(途中、電車に乗り過ごすところであった・・・)。ヴィリニュスからヘルシンキ。飛行機でたかだか1時間の距離なのだが、ここまで違うのかということを感じることとなる。旅はまだまだ続く。
2010年8月28日土曜日
コロナにかかって
この時間、 長野マラソン に出ていたはずだったのだが、コロナに罹患してしまい、自宅でライブ配信を見ながら、このブログを書いている。一週間の顛末を残す。 コロナに診断された方へ(かかりつけの医者の指示から) 発症後5日間、かつ解熱、症状軽快から24時間が経過するまでは外出を控える ...
-
戦争、気候変動(とにかく暑かった)、そして人の移動が確実に増加した2023年、個人としてもいろいろなことがありました。 感情の動き「喜怒哀楽」で振り返ってみます。 喜び 富士山に初登頂(7月)。ご来光は最高でした。一歩一歩踏みしめて登り山頂に立ったときの喜びは忘れられませんね。 ...
-
「 東金九十九里有料道路 」。まさかというか、ETCでもない、そして人もいない(正確にはいないわけではなくて、隣接する建物の中にいる)料金所に初めて出くわしました。そして、やらかしてしまいました。 晴天の中、九十九里の海岸線を走り抜け、見えてきた料金所。人がいる気配がないので...
-
今日も雨の予報。湿度は80%って、梅雨そのままって感じ。 08:41 via TweetDeck @ nobuotto アメリカは、5月で~す。 08:41 via TweetDeck ...