- 時代をシンプルにとらえる
- 理想を描く。現実と理想の差は傾きで捉える(つまり、相対的に考えろ。絶対的に考えるな)
- セルフブランディング
- 自分のできることを価値に変える。ただし、ねらうのは稀少価値。競争相手が少ないところ
- 好きなことにつなげて、続けること
- 学ぶという姿勢を維持。インプットすること
- アウトプットすること。アウトプットすることでインプットが生かせる。また、アウトプットのためにインプットが整理され、余裕ができる(話を聞いているとキャッシュ・フロー経営に通じるものあり)
- 起業しても大変
- 情報発信をすること。また、情報発信の先は英語圏をねらう
- 人の情報をRTすることだけでも価値あり
- ソフトウェア開発は製造業ではくサービス業である。つまり、納品物はない。たとえ、受託であったとしても納品物を作らない形にすべし
- 楽しむこと
- 老いたものは、素直に年下から学ぶことを良しとする。それができなければデベロッパーはやめよう
上記のうち、インプットとアウトプットの関係を意識するという点はおもしろい発想と感じた。昨今、あちこちで勉強会が行われているが、勉強してもそれを活かすことをしなければ正直意味はないし、成長もしない。学んだら使う、試す、何かを作るということは次のインプットを得る上で欠かせないことだ。また、使うことで足りないことを発見でき、それによって学ぶべきことが明らかになる。使うのは何もプログラムを作るだけでなく、プレゼン資料を作る、ブログを書くということでも良いはずだ。
まあでも一番言えることは、好きかどうかということだろう。当たり前すぎるが、好きな事を続けていけばそれなりになるということ。
さて、最後に会場から、あのカリスマ的エンジニアからの質問が。「自分戦略なんてありえない。そんなきれいごとじゃない。ネクタイしている人は信じられん」とわけのわからない発言で会場は一瞬凍りつく。そこは、司会の方の気転でなんとかセーフであった。
おそらく、7回目ぐらいだとは思うが、今年は例年に比べて入りも良いのではないかと思った次第。