また、今日は別な会社に最近転職した人の話も聞いた。とても元気なベンチャー企業である。この会社では一線級のエンジニアが集まっていることで有名でもある。その採用ポリシーは、人並み以上の才能を持つものだけを集めることだそうだ。しかも平均的に良いのではなく、一つとんがったところを持ちかつそのとんがりが他者とは比べ物にならないほどすごいことが条件だという。しかも、そのとんがったもの以外は人並み以下でもよいという。人並み以下は別なものが補えば良いという発想らしい。
そこそこできるやつを大量に集めるよりも、少数のできるやつを集めたほうが良いということだ。
ではそのレベルに達することのできなかったものはどうなるのかと聞いた所、それはそれでついていけないことを本人が察し、やめていくようだ。
「レベルの低い所に合わせるのではなく、最高レベルを常に意識する」。これって及川さんの発言にも通じるかな。
理想と現実のギャップは大きいことは重々承知しているが、何か困難にぶち当たるとどうしても低い方を基準に考えがちである。ちょっとできないことがあると、いろいろ言い訳をして、それができないことを正当化してしまう。よろしくない考えである。本当にそれができないとしたら、それはその仕事がきっと向いていないのであろう。だったら別なことをやれば良い。そろそろ本気で考えてみるかな。。