Google I/O 2010 参加のため、3年ぶりにサンフランシスコにやってきた。前日は雨だったそうだが、到着したこの日は快晴。日中はTシャツ一枚でもよいくらいにぽかぽか陽気。
さて、この日は、BootCamp という、開発初心者向けのセッションやHackathon が Moscone Center West で開催された。その脇では、翌日の会場準備がゆっくりとはじまっていた。ただし、メインホールがある3階への入場は禁止。
そもそも、かなり厳重なセキュリティで、エスカレータでは強面のお兄さんがしっかりとチェック。3年前に隣の Moscone Center North/South に来た時は結構いいかげんで、前日でも会場をうろうろしていた記憶がある。
さて、I/Oだが、正直見た目はこれでいいのかというくらいに手作り感いっぱいであった。Registration は白い机が並んでいるだけ。基本的にバーコードを読み取りは来場者自身でやる仕組み。印刷されたカードを受け取り、今回の目玉のプレゼント「Nexus One」+「Tシャツ」を専用コーナで受け取る。
華美な装飾もなく、Developer Sandbox に至っては段ボールでモニタを装飾。サインボード系もほとんどが段ボール。さすがに手書きはなかったが、近いものはあった。セッション会場も椅子が並ぶだけ。電源もデーブルタップがところどころ椅子にテープでくくられているのみ。
また、Hackathon 会場は部屋ではなく、部屋の周りのスペースをプラスチックボードで囲ってその中で行っていた。雰囲気は青空教室(野外授業)。こちらの会場は天上高も十分にあるので、こういったことができるのだろう。JavaOneは半地下の会場が多かったので、閉そく感があったが、こちらは全く逆の雰囲気であった。
さて、肝心の BootCamp の中味だが・・・結局会場の下調べだけで本日終了!
とそこに、元SunのTim Bray氏が来ていたのを発見。ちょこっとお話をしたら、以前日本でインタビューをしたことをかすかに覚えていてくれた。結局そのまま隣のビルのスポーツバーへその他大勢で一杯ひっかけにいく。何を頼めば良いか悩んでいたら、Sierra Nevadaを勧められる。
この日はその後、Google のSFO のオフィスに向かった。世界各地にあるGTUGというコミュニティのメンバーが集まるという。せっかくなので便乗させてもらった。覚えているだけで列挙すれば、San Jose、New York、モントリオール、サンパウロ、アルゼンチン、フィレンツェ、台湾、東京、京都、ソウル、オーストラリア、パリ、ベルリン、・・・・以上。モントリオールの人と話を少ししたが、Developer はRespect されている職業とのこと。日本の事情とはちょっと違ったかな。Android はまだまだこれからといったところらしい。Blackberry の影響もあるとのこと(当然だが)。日本のケータイ事情は結構詳しかった。また、アルゼンチンから来たという人は自身でWebアプリの開発会社をやっているとのこと。App Engine を使い始めているそうだが、日本でのApp Engine の需要の伸びが気になっていた様子。
そんなこんなで、結局4時間近く滞在し、ホテルに戻ったら12時近かった。初日から全開でいったため、翌朝起きるのは正直しんどかった・・・2日目に続く
コロナにかかって
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